2025年の春ドラマ『恋は闇』が早くも話題沸騰中!第1話から伏線や謎めいた描写が散りばめられ、SNSでは「考察が止まらない!」と話題になっています。
中でも注目したいのが、登場人物がさりげなく使っている小道具たち。何気なく使っているようで、実は登場人物の心理や物語の核心を暗示している可能性があります。
この記事では第1話で登場した印象的な小道具3選に注目し、物語への関わりやそれぞれに隠された意味を考察していきます。よろしければ最後までご覧ください。
【恋は闇】第1話~あらすじ~
都内で凄惨な連続殺人事件が発生する中、情報番組のディレクター・筒井万琴(岸井ゆきの)は、その取材現場で、不思議な男と出会う。彼の名は、設楽浩暉(志尊淳)。週刊誌のフリーライターで、この連続殺人に【ホルスの目殺人事件】と名付けた名物記者だ。報道スタンスが全く違う2人だが、共に取材するうち、徐々に惹かれあっていき…。
しかし、この運命の出会いは疑惑と葛藤が渦巻く“闇”の入口だった――。4月4日、深夜。東京・港区の民家で20代女性の他殺体が見つかった。一報を受けた万琴は、同僚と共に現場に駆けつける。室内では、全身を刃物でめった刺しにされた女性が目を見開いた状態で絶命し、右目にはオレンジ、左目には青いコンタクトレンズが入れられている。今年になって世間を震撼させている連続殺人事件の4人目の被害者だ。過去3回の事件も、1月1日、2月2日、3月3日とすべてゾロ目の日に発生し、被害者は全員女性会社員。いずれも同じ手口で自宅で殺され、両目にカラーコンタクトレンズが入れられていた。その遺体の情報を警察発表前に入手した浩暉が、古代エジプトの神になぞらえて【ホルスの目殺人事件】と名付け、スクープしたのだ。犯人は一体誰なのか?その目的は……?
取材中に万琴を呼び止める浩暉。一見、チャラくて適当で、スクープのためなら手段を選ばない浩暉と、真面目で実直で、被害者や遺族に寄り添う万琴。正反対の2人が、なぜか一緒に取材することになり…!?始まってしまった、禁断の恋。
引用元;恋は闇公式サイト
はたして浩暉の正体は、連続殺人鬼か、それとも――!?
信じるか、疑うか、究極の恋愛ミステリーが開幕!!
【恋は闇】第1話の小道具に隠された伏線を考察
野田が着ているカープユニホームは熱い想いの現れ?

第1話で野田昇太郎(田中哲司)は野球チームのユニホームを着て仕事をしています。
着ていたユニホームは2着で
- MUSASHINO SHARKSのSONE 背番号2
- CARPのKURODA 背番号15
制作発表会やその後のインタビューでユニホームについてこのように語っています。
野田は、テレビ局では野球中継がしたかったが情報番組を担当しているという役柄でもあり、この日の会見やインタビューにも、元広島東洋カープ・山本浩二氏のユニフォームを着て登場した。作中で着用する野球のユニフォームのバリエーションを聞いてみると、他にも読売ジャイアンツや架空のチームなど「いろんなタイプ」がある
引用元;Yahooニュース
第1話で登場した武蔵野シャークスという野球チームは架空のチームでしょう。
カープの黒田は、広島東洋カープの黒田博樹選手です。2017年に現役を引退し、現在は広島東洋カープの球団アドバイザーを務めています。
カープはファンが熱く、ファンとの結びつきも強い球団です。野田は情報番組のディレクターでありながら、野球中継への強いあこがれを持っています。そんな野田の想いがあえてカープのユニホームを着るという形で表れているのではないかと思います。

実は広島出身だったりして!カープを含む多彩なユニホームが物語に関係してくるのか注目したいです。
万琴の隣で大福を食べているシーンでは、最後の表情が意味深でしたね。万琴を外に行かせて自分はデスクで何かをしようとたくらんでいたのかなと思いました。
大和田刑事の「赤い腕時計」が持つ意味とは?

警視庁の小峰正聖(白洲迅)とコンビを組んでいる女刑事・大和田夏代(猫背椿)は赤い腕時計を身につけていました。女性ものにしてはごつめで、スーツに合わせるにしてもかなり不自然です。
赤は情熱・怒り・危険など複雑な感情を表現するカラーです。大和田刑事の感情や内に秘めた過去を示唆している可能性があります。視聴者の中には「誰かの形見とか?」「けっこう時計が目立っていた」と感じた人がいるかもしれません。
赤い時計の裏話が第3話で明らかになりました。詳しくはこちらにまとめています↓
大和田刑事はデリバリーの配達員・夏八木唯月(望月歩)がお気に入りのようで、「おにぎりを1つしか食べていない」と言った夏八木に”飴ちゃんを2つ”渡します。水色とオレンジでした。ホルスの目と同じ色です。
飴そのものはただのお菓子ですが、”刑事がそれを人に与える”という行為には意味があります。ものを与えて警戒心を解き、人の懐に入り込むという信頼を得るための手段として機能しているように見えます。
些細なアイテムに見えて、実は物語を読み解くカギになる、そんな奥深さを感じさせてくれる小道具の1つです。
万琴が飲んでいたビール缶には何か入ってた?

万琴と設楽が2人でビールを飲みながら話すシーンで、万琴が眠ってしまう直前にビール缶がアップになりました。

ビールだと思いきや実はビールではなかった?
眠ってしまった万琴を見て、設楽は笑みを浮かべています。そこから視点が変わると無表情に。缶の中に何かが仕込まれていた可能性があります。
第1話冒頭では設楽が暗闇で誰かに注射をする回想シーンがありました。日常的に注射器を使っているなら、缶の中に何か入れることも可能ですよね。
【恋は闇】第1話ネタバレ~小道具以外の伏線4選~
万琴は設楽の名前に反応!
初めて設楽と万琴が出会うシーンで名刺を渡される万琴ですが、名前を読み上げたときに「浩暉」という名前に反応していました。
実はこれより前に2人は出会っていた可能性を感じます。
向葵は男性に対してトラウマ
万琴の親友・内海向葵(森田望智)は過去にストーカーから刺されたことで、男性が近くに来ることにトラウマを感じています。
いつも写真を撮るときは連写するのに、1枚しか送ってくれないと愚痴を言っていた万琴。連写する意味はあるのか?過去の事件から何かを残しておきたいという現れかもしれません。
設楽の正体はだれ?

冒頭から靴のアップが何度かありました。黒地にグレーっぽいラインが入っている靴ですが、犯人の靴と設楽の靴の型が一致しています。

ということは設楽が犯人…?
さすがに初回放送からそんなに分かりやすい犯人はいないでしょう。
設楽のセリフで
- どれが正解かじゃなくて、誰が語るか
- メディアは大衆を煽って盛り上げるのが仕事
- 忘れられたら事件は終わる
このセリフから設楽自身が過去の何かの事件の被害者もしくは被害者遺族ではないかと考えます。
最後の夜桜のシーンでは万琴が「花びらが同時に3枚掴めると幸せになれる」というセリフに驚きの表情を見せています。過去に同じことを言われたことがあるような感じがしました。
桜の花びらについては第3話でも触れています。詳しくはこちらにまとめています↓
ラストのシーンの語りでは”自分は罪を犯している”と言っています。設楽の犯した罪とは何なのか、注目したいです。
最後の男性は何者?
第1話の最後に謎の男性が出てきました。エジプトの神話の本を読んでおり、壁にはプリント用紙でホルスの目の模様を描いていました。
犯人を追っているのか、はたまた謎の男が犯人なのか。今後が見逃せません!
まとめ:今後の展開にも小道具がカギを握る?
第1話の小道具で気になったもの、表情や仕草で気になった人をまとめてみました。
- 『恋は闇』ではかなりの伏線が張り巡らされているが、私が気になった小道具は以下3つ
- 野田が着ている野球ユニホームは物語に関係してくるのか
- 女刑事が身につけている赤い腕時計が不自然。感情の現れなのか
- 万琴が飲んでいたビール缶にはなにか細工がしてあったのか
来週が待ち遠しくなるような第1話でした!『恋は闇』は小道具を通じて登場人物の心情や背景、さらには物語の伏線を巧みに描いています。
今回取り上げたユニホーム・赤い腕時計・ビール缶以外の小道具にも目を向けてみると、ドラマをより深く楽しめると思います。
第2話以降も伏線の回収や新たな小道具に注目しながら『恋は闇』を深堀りしていきましょう!
第2話のネタバレ感想記事はこちらから↓
第3話のネタバレ考察記事はこちらから↓
第4話のネタバレ考察記事はこちらから↓
第5話のネタバレ考察記事はこちらから↓
第6話のネタバレ考察記事はこちらから↓
第7話のネタバレ考察記事はこちらから↓

第8話のネタバレ考察記事はこちらから↓
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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