【放送局占拠】第3話考察|妖が舞台を放送局にした理由|時系列を初心者向けに整理

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回を重ねるごとに面白さが増してくる『放送局占拠』。今回もかなりスピード感のある展開でした。登場人物の多さもさることながら、過去作との関連などシリーズ初見の視聴者にとっては展開についていくのがやっとだと思います。

この記事ではシリーズ初見の視聴者の方に向けて、同じくシリーズ初見の筆者が、初心者がわかりにくいであろうところを中心に丁寧に解説していきます。「放送を1回観ただけではわからなかった…」という方に役に立つ記事を目指しています。

よろしければ最後までご覧ください。

【前話】第2話の考察はこちらから↓

「都知事候補の闇を2時間以内に暴け」――。放送局を占拠した妖(あやかし)は、人質の一人である都知事候補・三河龍太郎(北代高士)の闇を暴けと武蔵(櫻井翔)に要求。2時間以内に暴けなければ、三河は熱湯につかり、火傷死してしまう…。

三河に一体何の罪が…?真相解明を急ぐ武蔵は、三河が代表を務めるサッカースクールのスタッフ・福江(岡部尚)を問い詰める。福江はおびえながら、「あの子が……コックリさんに殺されたのは……俺のせいなんです!」。“あの子”とは?“コックリさん”とは…?謎を解き明かそうとする武蔵は、1年前の“ある事件”にたどり着く…!

一方、大和(菊池風磨)に命を握られてしまった伊吹(加藤清史郎)は、大和に命令されるがままクリーニング店の店主・間崎(谷川昭一朗)をさらおうとするが、間崎の娘・菖蒲(北村優衣)に見つかってしまい…。そんな中、放送局に閉じ込められた人質たちが脱走を企て始める…。

いよいよ生放送内で、武蔵と般若の【交渉戦】が開始する。
武蔵は三河の罪を暴けるか!?そして妖がまた1人、面を脱ぐ!!

三河の罪は、サッカースクールの生徒だった津久見玲央を虐待し、追い込んだことだった。三河を恨むアマビエの正体は、玲央の母・沙雪だったのだ。生放送で全ての罪を認めた三河の権威は失墜。一方、和泉(ソニン)の命を救った裕子(比嘉愛未)は、人質に刺されたがしゃどくろの治療を頼まれ…。伊吹は裏社会の始末屋“のっぺらぼう”に命を狙われ絶体絶命に!そんな中、武蔵が妖の毒牙に倒れる…。武蔵の死まで残り90分!?

引用元;放送局占拠公式HP
アマビエ 正体
引用元;放送局占拠公式HP

都知事候補の三河に因縁があったのは、息子がサッカースクールで三河の虐待にあっていた母親・津久見沙雪(ともさかりえ)でした。三河の闇が生放送で明らかになり、”懺悔”としては一区切りついたことになります。

妖が今回なぜ放送局を舞台に選んだのか、その理由の1つが明らかになったと思います。

亡くなった津久見玲央れおくんは自殺でしたが、真実は三河によるいじめに耐え切れなくなったことが原因です。そのことを「こっくりさんにハマったのが原因?」と報道したことでSNS上では憶測が広がりました。報道をしていたのは『NEWS FACT』のMCである灘見寛治(福澤朗)です。

妖側は「報道をした側にも責任の一端がある」と主張したいのではないでしょうか。

そのために今回の占拠の舞台を放送局にしたと考えることができます。『NEWS FACT』の関係者が人質にいるのは個人の懺悔ではなく、番組としての懺悔という可能性も浮上しますね。

第2話で伊吹(加藤清史郎)と大和(菊池風磨)が訪れたクリーニング店の店主は「のっぺらぼう」と呼ばれる裏社会の始末屋だということが判明しました。大和はのっぺらぼうに、今まで始末してきたアジトを教えるように迫ります。

のっぺらぼう 妖怪

のっぺらぼうも妖怪ですが、あやかしではなさそうですね。妖たちは天狗とがしゃどくろを筆頭に大和には協力体制のようです。わざわざ拉致してアジトを聞き出すということは”始末したい人物”がいるということ。ターゲットは武蔵?

第2話考察で”大和と伊吹のシーンは放送局占拠当日ではない”と考察しました。→詳しくはこちらから

第3話では過去のシーンが複数出てきたので分かりやすかったのですが、やはり2人のシーンは放送局占拠当日ではないと思います。

現在進行形で行われていること(武蔵が三河の闇を追っている場面や人質の場面)と過去の出来事(トラックの運転手が般若から電話をもらう場面や津久見玲央と母・沙雪のシーン)ではカメラのフィルターが違うように見えます。

大和と伊吹のシーンも過去の出来事と同じフィルターがかかっているように見えるため、”現在ではない”という制作側の意図が現われていると感じます。

はるすけ
はるすけ

過去の出来事は少しだけセピア感のある色に見えます。

第3話までで判明している流れを確認してみます。

放送局占拠当日までの時系列
  • 2024年7月
    大和耕一が拘置所から脱走

    天狗とがしゃどくろが逃走を手引き

  • 2024年12月
    津久見玲央くんが亡くなる

    運転手の福江が般若から電話をもらう

  • 2025年3月
    大和と津久見沙雪が八頭ビルを訪れる

    箱の中のクモを設置したタイミング?防犯カメラに記録されていた

  • 2025年4月
    伊吹と大和がクリーニング店を訪れる

    店主と娘を拉致する・店主がのっぺらぼうだと判明(第3話)

  • 2025年6月
    バスジャック事件(第1話)
  • 2025年7月
    放送局占拠当日

上記のように考えると、妖党ができたのは2024年の後半です。アマビエの正体だった津久見沙雪が後から加わった可能性もあるので、2024年7月には妖党の原型はすでにできていたのかもしれません。

天狗とがしゃどくろの関係は兄妹でした。第3話終盤でがしゃどくろが刺されてけがを負ったシーンで「お兄ちゃん」と言ったことが確認できます。兄妹が大和とどういった関係があるのか、注目していきたいですね。

次のターゲットである現都知事の大芝三四郎の因縁の相手は唐傘小僧だとわかりました。鼻歌を歌いながら結婚指輪をさわる姿が不気味でしたね。結婚指輪ということは唐傘小僧の妻が大芝の被害者ということが推測できます。

第1話にあったブラウン管テレビのニュースが妖の動機のヒントになっています。

  • バスの立てこもり→第1話のバスジャックか?
  • 消防車にはねられて記者が死亡(顔に釘がささった状態。スパイクタイヤを装着していた)
    →タイヤと顔から輪入道の動機になっている可能性
  • ホテルマスカレードリゾートで女性が死亡
  • 小学生が倉庫屋上から転落死⇒三河龍太郎の闇として判明(第3話)
  • 20代男女が刺されて心肺停止
  • マンション自室で女性死亡

この中で女性が関係しているニュースは「ホテルマスカレードリゾートで女性が死亡」または「マンション自室で女性が死亡」の2つです。どちらかが大芝の闇の内容である可能性が高いです。

第3話まで警察側の動きが妖にすべて筒抜けになっています。妖は警察の動きをかなり先読みしていますが、それでも警察内部に妖の1人がいるとみて間違いないでしょう。まだ正体を明かしていない座敷童か輪入道なのか。それとも違う妖がまだ存在しているのか。

第3話で初めて輪入道が【名前だけ】登場しました。大和と連絡を取っていましたね。「私の計画通りです」と言っていたので、今回の『放送局占拠』も大和耕一が指揮を執っていると考えられます。

現在進行形の事件・過去の出来事・登場人物との関係などが次々に出てきて、展開に追いつくのが精一杯ですが、のめり込んで観てしまう『放送局占拠』。

次回予告では現都知事の大芝三四郎の闇が明らかになり、因縁の相手・唐傘小僧が面を脱ぐようです。予告のテロップを確認すると「アルコールダミーカメラIC相合傘モザイクバズーカ痙攣」という文字が浮かび上がりました。現都知事の闇は女性関係でしょうか。

公式ホームページのシークレット映像は確認できましたか?

放送局占拠 ホームページ シークレット映像
出典:『放送局占拠』公式HP

第3話放送後に確認したところ、前回(第2話)の映像とは違っていたのでこちらも第1話からあったようです。気になる方はこちらから確認してみてください。→『放送局占拠』公式HP

スタジオの床?壁?に無数の釘がささっている状態です。いったい何を示唆しているのか…頭の片隅に入れながらドラマを観るとさらに面白くなりますね!

このシークレット映像に文字が隠されていることも発見しました。右下に「true」が見えます。

放送局占拠 シークレット 隠しメッセージ 文字
出典:シークレット映像【第3話】
はるすけ
はるすけ

第2話のときは気がつかなかったです…!悔しい。今後はチェックしていきます。

公式からの細かいヒントも見逃せません。ドラマ本編以外でもいろいろなところで楽しませてくれる『放送局占拠』を最後まで楽しめるように、今後も初心者の方向けに記事を書いていきたいと思います。

『放送局占拠』妖キャスト予想と全話まとめはこちら↓

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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