『放送局占拠』第8話では残された妖の1人、座敷童の正体が判明しました。妖の始まりともいえる鎌鼬事件の裏が明らかになり、物語は核心へと迫っています。
この記事では第8話を振り返り、今までの謎を拾いながら、ドラマをより楽しめるような考察を展開していきます。
よろしければ最後までご覧ください。
【前話】第7話の考察はこちらから↓
【放送局占拠】第8話あらすじ
「伊吹を止めるぞ、俺とおまえで」――。武蔵(櫻井翔)は般若・伊吹(加藤清史郎)の暴走を止めるため、宿敵である青鬼・大和(菊池風磨)と共闘。大和を監禁場所から間一髪救い出すと、伊吹の目を盗んで指揮本部に留置し、「知ってること、全部話せ」。武蔵の追及に、大和は「おそらく座敷童は今、放送局内に潜り込んでいます」。
妖の一人である座敷童は、放送局内すべての場所に出入りできるマスターキーを握っている。その鍵を奪い取れば、人質解放の糸口になる…!武蔵は座敷童を炙り出すため、秘策を打ち出すが…。
そんな中、伊吹が次なる要求を武蔵に突き付ける!官房長官の息子・式根潤平(山口大地)の闇を2時間以内に暴け――。間に合わなければ、潤平の頭蓋骨を新たな装置が襲う…。
武蔵と大和は、妖が残したヒントを頼りに、すべての始まりとなった闇に迫る!!
座敷童は一体誰だ!?妖を生み出した“始まりの闇”とは――!?人質の中に潜り込んでいた座敷童の正体は、ADの忽那翡翠(齊藤なぎさ)だった。5年前、翡翠の姉・瑠璃が式根潤平に違法薬物を打たれて死亡。潤平から証拠隠滅を頼まれた屋代(高橋克典)は、真相をつかんだ記者・安室光流を殺害し、のっぺらぼうに後始末を依頼。それが鎌鼬(かまいたち)事件の引き金となったのだ…。
引用元;放送局占拠公式HP
すべてを裏で操る『傀儡子』とは一体誰なのか!?武蔵は、指揮官に復帰した和泉さくら(ソニン)と共に最後の戦いに挑む!!
【放送局占拠】第8話注目ポイント
座敷童の正体は齊藤なぎさ(新人AD)
第8話で判明した座敷童の正体は齊藤なぎささん演じる飛島翡翠、新人AD役でした。忽那翡翠というのは偽名で式根潤平(山口大地)に姉の飛島瑠璃を殺されていたという過去があります。
テレビ日本にはバイトからそのまま番組スタッフになったということですが、最初から偽名を使っていたことには少し疑問が残ります。
座敷童は亡くなったバスジャック犯である輪入道の代わりに妖に入ったとされています。輪入道がバスジャックをしたのが2025年6月、忽那は新人なので番組スタッフになったのが2025年4月、バイトはもっと前から勤めているはずです。
もともと姉の仇を取るつもりで偽名を使っていたところ、伊吹にスカウトされたと考えるのが自然でしょう。

妖の始まりとなった鎌鼬事件の関係者ですから、大和も調べていたと思いますが…未成年だったから候補から外したのかな?
潜入役はマスターキーを持っていた
第8話の気になった点として、潜入役はテレビ日本のどの部屋にも入れるマスターキーを持っていたということです。その潜入役が座敷童である忽那(飛島)翡翠。
第7話で伊吹は座敷童からの連絡を待っていました。「あの人からの情報を待たないと」と言っていましたが、マスターキーを持っていたとしたら一体なんの情報を待っていたのでしょうか。
妖の目的の場所には生体認証があり、ハッキングするのは不可能でした。忽那は人質としての役割を全うする中で誰の生体認証が必要なのかを探っていたということ?それとも人質の中に傀儡子がいるかどうかを見極めていた?

ここは第8話の中で疑問が残るところでした。
これまでの謎をおさらい

第8話までに出てきた謎を確認していきます。
例の場所の生体認証は誰?→屋代警備部長
テレビ日本の「例の場所」にある生体認証を解除できるのは屋代警備部長(高橋克典)でほぼ確定だと思います。次回人質を交換する意味に繋がります。

ということは屋代警備部長は傀儡子とつながりがあると考えて良さそうですね。
傀儡子の正体は誰?→奄美?官房長官?
第9話で真実に迫りそうな勢いですが、現段階では傀儡子として有力なのは奄美大智(戸次重幸)でしょうか。「あいつ、どこまで…」という奄美のセリフも気になりましたね。番組のプロデューサーですから映像をねつ造させたり誤情報を流したりがしやすい立場にいると思います。
妖の始まりである鎌鼬事件には式根潤平が関わっていました。傀儡子は鎌鼬事件をねつ造する必要があった式根泰山官房長官の可能性も浮上します。
上記2人は分かりやすいので、あっと驚かせるような人物が傀儡子である展開も期待したいところです。
三宅すずは誰と連絡を取ってる?
これまで仕事が早かった三宅情報分析官でしたが、第8話ではメールを受け取ったあとから様子がおかしいです。ぼーっとするカットや誰かに連絡を取っているようなカットもありました。
実は三宅が隠された妖のメンバーだったり?または傀儡子の部下のような立場なのかもしれません。
『PM PLAN』の内容とは
第7話で明らかになった『PM PLAN』が第8話では出てきていません。伊吹の考える計画だとすると、大勢の命を奪う計画と思われます。PM=Puppet Master?傀儡子をあぶりだす計画でしょうか。
伊吹は傀儡子をあぶりだすことでクリーンな世の中になることを願っているのだと思います。

真実がきちんと報道される世の中になるといいですよね。伊吹が人の道から外れないことを祈っています。
『共闘』は本当か?
第8話では大和耕一(菊池風磨)が警察の指揮本部に連行され、屋代警備部長の取り調べにも同席しています。武蔵と大和で『共闘』して伊吹を止めるとされていますが、果たして本当に『共闘』するのでしょうか。
詳しくはこちらで考察しています↓(該当箇所に飛びます)
大和が警察内部に潜り込むことが真意だとしたら、目的は屋代警備部長と話すことで何かをつかもうとしている?もしくは警察内部に隠れている妖と連絡を取ろうとしている?

大和が素直に武蔵に協力するとは考えにくいと思っています。
まとめ:妖の”最後”とはどういう展開になるのか

第8話では妖のメンバーが口々に「最後まで行けるかな」と言っていたのが気になりました。妖のいう”最後”は何を意味しているのでしょうか。最後まで行くことに不安を覚えている様子が伺えます。妖の”最後”はハッピーエンドではないと予想します。
第8話のシークレット映像です。

1話 | I |
2話 | know |
3話 | true |
4話 | identity |
5話 | of |
6話 | the |
7話 | Puppet Master |
8話 | is |
次回の隠しメッセージに期待が高まりますね。
『放送局占拠』妖キャストと全話まとめはこちら↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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